8/31 練習 ~歌謡曲とは~
『三省堂国語辞典』編集委員・飯間浩明は「国語辞書の語釈のうち、音楽に関する説明に違和感をもつことがよくあります。特に、ポピュラー・ミュージックについては十分でない記述が多いと感じます。辞書の編纂者の趣味が、現代音楽の傾向と必ずしも合わないためもあるかもしれません」と述べているが、平凡社『改訂新版 世界大百科事典』では「〈歌謡〉は日本古来の歌を意味し、明治期に西欧の芸術歌曲を〈歌謡曲〉と呼んで新時代の歌を区別した。それが現在のように大衆歌曲を意味するようになったのは、昭和のはじめからで、JOAK(現在のNHK)が1933年(昭和8年)に、それまで〈流行歌〉〈はやり歌〉と呼ばれていた大衆歌曲の放送にあたって、はやるかはやらないかわからない歌を〈はやり歌〉とするのは適当でないし、レコード会社の宣伝とならないことを考慮して〈歌謡曲〉の名で放送したことによる。それまでも〈歌謡曲〉の言葉の使用はあったが、一気に〈歌謡曲〉の言葉が普及したのはこの時からで、それまで〈流行歌〉は低俗な音楽とみなされていたため、その名称を放送ではなるべく使いたくなかったという理由が実際のところとされる。JOAKは日本人の作曲した「流行歌」にもこの名称を転用し、以来、大衆音楽の種目名となった。〈歌謡〉という言葉は、言葉と音楽が結びついた表現形式の総称を差し、和歌や催馬楽、今様などの古代歌謡、中世の平曲や小唄、近世の三味線音楽や筝曲など、厖大な種目が含まれる。その延長で近代に生まれた〈大衆的歌謡〉〈流行歌謡〉の意味で〈歌謡曲〉と名付けたと見られる。なかにし礼は「歌謡曲=流行歌」「昭和の流行歌=歌謡曲」「歌謡曲とは詩・曲・歌い手の三つを一セットとし、ヒット(流行)を狙って売り出される商業的楽曲」「歌謡曲は昭和で終焉した」「歌謡曲とは昭和という時代にしか存在しえないもの、特殊昭和的現象」などと定義付けており、なかにし理論でいけば「昭和歌謡」の表現は矛盾する言い方となる。
古典的な歌謡曲は「演歌」あるいは「艶歌」である。演歌は本来〈演説の歌〉という意味で、明治期の自由民権運動の産物であった。演説が禁止されたことから歌によって主義主張を唱えたことにはじまるが、大正期に入って、その思想性が薄れ、大衆歌曲を意味するようになった。1960年代以降に歌謡曲から派生した今日「演歌」と呼ばれるジャンルは〈演説の歌〉の後継ではない。本来の「歌謡曲」はあくまで西洋音楽の日本における派生形である。明治時代に、ヨーロッパやアメリカ合衆国などから日本に入ってきた欧米の芸術歌曲を「歌謡曲」と呼び、「新時代の歌」という意味で用いた。(Wikipediaより)
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